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【過去編⑦登塔編】エッフェル塔を歩いて登る!スリは未遂でセーフ!

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前回のあらすじ

過去編ということで続けていくシリーズ。
前回はオーゥシャンゼリィゼーした後、凱旋門でスコールに見舞われました。

www.douminmile.com

エッフェル塔に向かいます

晴れ間が覗いてきたところで、歩いてエッフェル塔に向かいます。30分程度歩き続けました。パシャパシャ写真を撮りながら歩いて行きましたが、周辺はどこを撮っても絵になる気がします。

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あっという間にセーヌ川。橋を渡ってエッフェル塔のふもとまで向かいます。

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スられそうになる。犯人は…!?

このセーヌ川を渡る橋の上で、スられそうになるという経験をしました。

この時、私は小さいボディバッグを体の後ろで掛けていました。海外旅行中はスリに遭わないように、「荷物は体の前に持ってくる」というのは一つの鉄則なのですが、ここに至るまで危険な目には遭わずに来られたので、「結構余裕じゃん♪」などと思って調子づいていました。

橋を渡っている途中、何やら後ろのバッグに何かが引っ掛かかる感覚があり、とっさに振り返ると…


小学校高学年くらいの女児2人組がカバンを開けようとしていました!

まさかの女児に「ええっ…!?」と逆に困惑していたところ、女児には「ソーリー♪」と言われ、走り去られました。

盗られる前に早めに気づくことが出来たため、被害はありませんでした。持っていたバッグのジッパー部分がとても固かったということが幸いしました。

被害が無くて良かったという安心と、女児が盗みを働くことへの悲しさと、色んな感情を抱きながら、エッフェル塔にそのまま向かいました。以降、カバンは常に抱えて移動するようになりました。

エッフェル塔に到着。歩いて登る

エッフェル塔に到着しました。世界遺産の観光地であることに加え、お昼ごろの時間帯だったため、観光客の方々が沢山居ます。

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エッフェル塔を下から見てみます。良く見ると、至る所に曲線美が感じられます。単に三角形のトラス構造を組むだけでなく、骨組みの要所要所に曲線の装飾が加えられていて素敵です。

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早速、展望室まで登ってみることにしました。チケット売り場に並びます。写真の情報を見る限り、この時は15分程度の待ち時間でチケット購入することが出来たようです。

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エッフェル塔の展望台は3階層となっておりますが、今回は2階までのチケットを購入しました。というのも、2階までのチケットには「エレベーター利用チケット」と「階段利用チケット」の2種類があり、階段利用の方が料金が安くなるんですよね。勿論、我々はお金のかからない階段のチケットを選択しました。

最上階まではエレベーター利用必須で料金も高くなるため、今回は見送りました。チケットを購入して入場後、階段をひたすら登っていきます。

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階段を登っていても飽きないようにするためか、ちょっとしたところに遊び心があります。

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見上げるとこんな感じ。延々と登ります。

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階段の踊り場には、ちょっとした解説パネルもあります。

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しかし、一部のパネルはえらく落書きされています。というか、ここを含め多くの観光地で落書きされているのを沢山見かけました。皆さん「ここに来たぞ!」という爪痕みたいなものを残したいのでしょうかね。

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第一展望台到着

第一展望台に到着しました。登り始めてからは10分もかかりませんでした。

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エッフェル塔の周囲をぐるっと一周できるようになっており、通路の内側には展示パネルがあります。

で、驚いたことに、外側はガラス張りになっていないのです。日本で良くある「~塔」や「~タワー」は、展望室はガラス窓と天井で囲われていますよね。エッフェル塔は風が抜けていくため、この辺りはもはや外です。

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景色はこちら。こちらはエッフェル塔南東側のシャン・ド・マルス公園側です。左右対称に整備された公園を一望できます。良い眺めですが、まだ上の階もあります。

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また、この日は本当に天気がコロコロ変わります。雨が降ったら場所によっては塔の中でも傘を差さないといけません。こちらは塔の中央部分のエレベーター近くですね。

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第一展望台にはレストラン・カフェやグッズショップ等がありますが、今回は立ち寄りませんでした。写真はグッズショップの入り口だと思われます。照明の色使いが妖しいです。

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続いてこちらの階段から、第二展望台を目指します。

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第二展望台

再び階段を登り、第二展望台に着いた頃には、天気もいい感じになっていました。

第二展望台は外への格子すら無くなり、ものすごい解放感でした!第一展望台とは高さの差を結構感じるくらいに景色が違います。この圧倒的パリの景色はとても良く覚えています。

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見上げるとこんな感じです。二段構造になっています。

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ただ、こちらの第二展望台では外の写真を撮るばかりで、その他の細かい部分の写真が全く撮れていませんでした。よほど外の景色に夢中になっていたのだと思います。それくらい、気持ちの良い時間を過ごすことが出来ました。なにしろ、景色を遮るものが何も無いのですから。「ここまで歩いて登って来た!」という達成感のようなものも、多少あったかもしれません。

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降りて周辺をウロウロしてホステルに戻ります

一通りの景色を堪能したところで、ホステルに戻ることにしました。階段を降りていきます。

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帰りがけのタイミングでは、また雲が厚くなってきました。我々が上まで登ったところで天気が良くなったので、ラッキーでしたね。

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少し肌寒い気温でしたが、エッフェル塔前の公園では、芝生の上でのびのびとしています。怪しげなエッフェル塔グッズの売り子もこの辺りでちらほらと見かけましたが、この時は声をかけられることはありませんでした。

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また、エッフェル塔のふもとの通りには唐突に白馬がいました。良く見ると白馬の目のところにアイマスク的なものが付いていますね。白馬からは進行方向しか見えないようになっています。調べてみると、これはブリンカーと呼ばれるちゃんとした馬具で、馬の視野を前方のみに制限し、前方への進行に集中するためのものなのですね。f:id:douminmile:20180405173307j:plain

公園の端にある「平和の壁」、旧陸軍士官学校の「エコールミリテールの外観」だけ楽しんできました。

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暗くなる前に帰ります

この日は少し危険な目に遭うこともあったため、早めにホステルに戻ることにしました。周辺をでたらめに歩いて、メトロの入り口を見つけ次第、そこから帰ります。パリ市内はどこでも良いのでメトロの入り口さえ見つかれば、後は乗り継いで目的の駅まで帰るだけなので簡単です。料金も一律ですしね。

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ホステルに到着後、館内の写真を撮っていました。通路はこんな感じです。原色ばかりですね。

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ホステルに戻った後、この日の夕食をどうしようかと思っていたところ、ホステル内にレストランのようなものがあることを発見しました。食券を館内の自動販売機で購入して、それをレストランに持って行くシステムでした。無事にこの日も食事にありつけました。以降の夕食はほぼ全てこちらでいただきました。マクドナルドよりもリーズナブルだったと思います。

食事のメニューはほとんど覚えていないのですが、空腹時は何でもおいしいというとこが分かりました。タイ米のチャーハンのようなものだけは覚えています。タイ米確かにパサパサはしてるけど味は米だ!と思いました。

次回に続きます

この日はシャンゼリゼ通り→凱旋門→エッフェル塔と、有名なところを巡ってきました。まさに観光!といった感じで楽しんできましたが、初めて危険な思いもしました。楽しい旅行にするためにトラブルは出来る限り避けなければいけないので、この時はとても良い経験が出来たと思いました。

本記事は以上です。ご覧いただき、ありがとうございました!