ビジネスクラス特典航空券で国内線ANAラウンジが利用できず!国内乗り継ぎと成田空港ラウンジ訪問。
陸マイル活動によって貯めたANAマイルでビジネスクラス特典航空券を発券し、
夫婦2人でオーストリア・ドイツへ旅行に行ってきました!
ウィーンへの往路はオーストリア航空のビジネスクラス(成田→ウィーン)、
復路はフランクフルトからロンドンに乗り継ぎ、
ANAのビジネスクラス(ヒースロー→羽田、THE Room!)
という旅程です。
我々は札幌在住なので、各国際線発着の際には、札幌新千歳空港を拠点に乗り継ぎをすることになります。
本記事では、ビジネスクラス特典を用いた本旅行の国内線乗り継ぎでの様子をご紹介したいと思います。
なお、我々夫婦はANAおよびスターアライアンスグループに関しては上級会員のステータスを持っていません。本記事はANA平会員としての搭乗記となります。
- 新千歳から成田へ。初のプレミアムチェックインを利用!
- 新千歳空港ANAラウンジ、利用できず!
- 新千歳から成田へ。ゴールドトラックも利用!
- ANAラウンジ・ユナイテッドラウンジ利用でビジネスクラス搭乗前のひとときが超快適!
- ユナイテッドクラブラウンジに潜入!空いていて開放的!
- まとめ
新千歳から成田へ。初のプレミアムチェックインを利用!
札幌からウィーンへのフライトということで、まずは札幌新千歳空港から成田空港への国内移動となります。
新千歳空港到着後、ANAの「国際線乗り継ぎカウンター」でチェックインです。
今回はビジネスクラスの利用ということで、新千歳空港でのチェックイン時にはANA上級会員および上位座席利用者向けの優先レーンを利用することが出来ました。
上記画像の通り、通常の乗り継ぎレーンにはそれなりに並び列が出来ていたところ、並んでいる方々を横目に優先的にご案内いただきました。
これがビジネスクラスか…!という優越感を早くも体感です。
こちらで荷物を預け、準備していた荷物はウィーンまでしばしのお別れです。
今回はビジネスクラスの利用ということで、預け荷物に優先受け取りタグ(PRIORITYタグ)も取り付けていただきました。
画像引用元:https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/premium/detail/priority-flight.html
これでウィーンにて荷物を回収する際、優先的に荷物が出てくるようになります。旅行先での無駄な待ち時間を少しでも減らせるため、ありがたいですね。
続いてチェックインカウンターの方より、
「プレミアムチェックイン内の保管検査場をご利用ください!」
とのことでご案内をいただきました!
プレミアムチェックインは、ANAおよびスターアライアンスグループの上級会員などが利用できる特別なチェックインカウンターおよび専用保安検査場です。
国内線プレミアムチェックインの利用条件としては下記のいずれかに該当している必要がありますが、
ANAダイヤモンドメンバー(ANA上級会員)
ANAプラチナメンバー(ANA上級会員)
ANAスーパーフライヤーズカード会員(ANA上級会員)
スターアライアンスゴールドメンバー(スターアライアンス上級会員)
ANAプレミアムクラス利用者
「ビジネスクラス利用者」というだけでは「平会員」の我々は本来利用することができないんですよね。
完全に地上スタッフさんのご厚意で、プレミアムチェックインの専用保安検査場を利用することが出来ました。大変ありがたい限りです。
プレミアムチェックイン、初潜入でしたが良いですね~!新千歳空港では何と言うか、特別館があります!まさにプレミアム。
新千歳空港ANAラウンジ、利用できず!
プレミアムチェックインの専用保安検査場を抜けた先には、ANAラウンジへの入り口が目の前に待ち構えています。
いざ、初ANAラウンジ潜入!搭乗券をラウンジのスタッフの方に提出しました…
が!
「お客様はANAラウンジをご利用になれません」
とのこと。
以下のラウンジ利用条件を確認していたので、てっきりラウンジを利用できるものと思っていましたが、
ANAグループ運航国際線⇒ANA日本国内線(またはANA国際線)へのお乗り継ぎがある場合
[対象者] 国際線ファーストクラス・ビジネスクラスをご利用のお客様
[ご利用条件] 国際線の到着時刻から日本国内線(または国際線)出発時刻までが24時間以内の場合
https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/departure/airport/lounge/connect/
当方の確認不足でした!
というのも、国内線乗り継ぎ時のラウンジ利用条件にある、こちらの「ご注意」を見落としていたんですよね・・・。
・日本国内線ラウンジのご利用は、以下の旅程が適用条件となります。
- 国際線:ANAグループ運航便かつANA便名でご搭乗
- 日本国内線:ANA便名でご搭乗(提携他社運航を含む)
https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/departure/airport/lounge/connect/
この「ANA便名」という原則があるのです。
我々が予約していたオーストリア航空ビジネスクラスの便名は「OS52」ということで、
ANA便名に該当する「ANA○○」「NH○○」ではなかったため、利用対象からは外れてしまったんですよね…。
ということで、今回は新千歳空港のANAラウンジ初潜入ならず!
プレミアムチェックインからラウンジに入室せず、制限エリアに向かうのでした・・・。ANAラウンジは外から指をくわえて眺めることしかできず。
ラウンジスタッフの方には、こちらの確認不足でお手数をお掛けしまして申し訳ない…という気持ちです。しっかり規約を読もうと思いました。
なお、帰りはANA便での帰国でしたので、羽田空港→新千歳空港へ乗り継ぎの際には
しっかりと羽田空港国内線のANAラウンジを利用できましたよ!
新千歳から成田へ。ゴールドトラックも利用!
ラウンジショックから気を取り直し、成田へ出発です。
機内はかなり空いていて快適。
成田空港に到着後は沖に留まり、バス移動でした。
到着後は初の国際線乗り継ぎへ。
写真撮影できない検査場の中では、GOLD TRACKと呼ばれる優先レーンが利用できました。行く先々で利用できる優先レーンに心が躍りました。
Gold Trackはスターアライアンス加盟航空会社運航便を利用する際に、対象者のみが利用できる優先レーンで、これによって混雑を避けたスムーズなセキュリティチェックが可能です。
ANAラウンジ・ユナイテッドラウンジ利用でビジネスクラス搭乗前のひとときが超快適!
さてさて、無事にセキュリティチェックを抜け、成田空港第一ターミナルの出国手続き後のエリアにやってきました。
ここで搭乗前のお楽しみと言えば、何と言っても「ラウンジ」ですね!!
今回はビジネスクラスを利用するので、搭乗前にスターアライアンスのラウンジを利用することが出来ます。
国内線乗り継ぎの際には条件から漏れたためラウンジ利用不可でしたが、国際線搭乗前は勿論利用可能です!
成田空港第1ターミナルで利用できるラウンジについて、ビジネスクラスを利用する我々は、下記3箇所のラウンジを利用することが出来ます。
・ANAラウンジ(第4サテライト)
・ANAラウンジ(第5サテライト)
・ユナイテッドクラブ
上記の内「ANAラウンジ(第4サテライト)」、「ユナイテッドクラブ」の2箇所を利用してきましたので、簡単にご紹介したいと思います。
成田空港・ANAラウンジに潜入!
まず向かったのは、「ANAラウンジ(第4サテライト2階)」。ターミナル内にはANAラウンジが2箇所ありますが、搭乗口が近い方を選択。
エスカレーターで一つ降りれば目の前がラウンジの入り口です(上には更なる上級会員向けのANA Suite Loungeがあります)。
受付でビジネスクラスの搭乗券をキリっと提示し、いざ潜入です!
平日のお昼過ぎという時間帯でしたが、意外にも全く混んでいないラッキーなタイミングでの訪問になりました。
お寿司、名物のカレー、パンにサラダ、多種に渡るアルコールやドリンク…!特にカレーとお寿司が好みでしたね。
ただ、この後に待ち受けるビジネスクラスの機内食を食べることも計算する必要があります。ここで食べ過ぎないように、抑えて抑えて・・・という食事が心苦しかったです…。
ラウンジ滞在中はまさに「至福の時間」って感じですね。最高です。
「国際線のラウンジはすごい」とは常々聞こえてはいましたが、まさかこれほどとは・・・!
ユナイテッドクラブラウンジに潜入!空いていて開放的!
続いて、ユナイテッドクラブラウンジにも行ってきました!
成田空港第1ターミナルにあるラウンジは複数の選択肢があり、それらを梯子して訪問することも可能です。
折角の機会ということで、少し歩いてユナイテッドクラブラウンジ訪問です。
ユナイテッドクラブを運営するユナイテッド航空はアメリカのスターアライアンス加盟航空会社で、
こちらはスターアライアンス加盟航空会社運航便のビジネスクラス利用者にの他、スターアライアンスゴールド会員も利用することが出来るラウンジとなっております。
こちらも受付でビジネスクラスの搭乗券をキリっと提示し、入室しました。
ラウンジ内は非常に開放的で明るく、ゴージャスな雰囲気。同じ空港内のラウンジと言っても、それぞれ個性があって面白いですね。
こちらは先ほどのANAラウンジ以上に空いていました!
食事はANAラウンジの方が種類も多くおいしかったと思いますが、「単純に休む」ということを考えるとこちらの方が広く、ゆったりとしていて快適と思いました。
暖色系のインテリアが個人的に好みです。
一つ不満点を挙げるならば、ユナイテッドクラブ内はトイレまでもがアメリカン仕様であること。そのためウォシュレットがありませんでした。
出国前のウォシュレットを噛みしめたい私は、一度ラウンジの外に出て用を済ませました。もちろんラウンジへの再入場OKですので、問題はありませんでしたが。
まとめ
本記事では、ANAマイルを用いたビジネスクラス特典航空券利用時に体験した出来事をご紹介しました。
実のところ新千歳空港のANAラウンジ訪問は非常に楽しみにしていたので、自らの詰めの甘さを戒める良い経験だったと思います。規約はちゃんと読みましょうということですね。
本記事は以上です。ご覧いただき、ありがとうございました。