格安SIMよりも安い!docomoの月々サポートを利用して月額0円で5GBのメイン回線をMNPで作る話(途中経過)
私はスマホのメイン回線として、格安SIMのmineoを長らく利用してきたのですが、この度、docomoへMNPでメイン回線を切り替えました。契約した端末は、上記画像にある、「HUAWEI P20 PRO」3台となります。
この契約によって、格安SIMよりも更に安い回線を作ることに成功しました!更に今後の案件次第では月額0円も可能となる見込みです!
本記事では、今回の契約内容をご紹介するとともに、今後の契約予定を述べたいと思います。
まえがき:私のスマホ回線の現状について
本契約まで、私がメインの電話回線としていたものは、格安SIMの「mineo」では、月額2,365円で6GBの通信ができるプランを利用してきました。
私が使用する通信量は1カ月あたりでおおよそ4GBのため、丁度良いプランだったと思います。
この格安SIMを、auから購入したiPhone8に挿して運用してきました。
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幸いなことに、私は仕事でもプライベートでも音声通話は殆ど使うことがありません。美容院や飲食店を予約するときくらい。
そのためかけ放題サービスは必要が無く、利用しておりません。
一時的に、どうしてもかけ放題が欲しくなったことがありましたが「かけ放題2か月無料」のキャンペーンを利用して乗り切りました。
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データ通信面に関しては、平日の昼間など、回線が混雑しているときにどうしても繋がりにくくなることがあります。
これは格安SIMなので仕方ないです。宿命です。
LTE通信は普段使いをするときは勿論、旅行先などでも、もう少し快適な通信をしたいなぁ、と思うこともありました。
具体的には、スマホアプリで使用できるポイントカード(Tポイントカード、楽天ポイントカードなど)をレジで店員さんに提示する際、通信の遅さでもたついてしまう、ということがあり、不便を感じていました。
今回、docomoに3回線MNPをしてきました。今後はdocomoのキャリア通信回線を利用できるので、サクサクのデータ通信ライフを送ることが出来そうです。また、月額料金も以前より安くすることが出来ました!
以下にその契約の内容をご紹介いたします!
ドコモの端末割引サービスは主に3種類
料金プランの仕組みが煩雑かつコロコロ変わる各キャリアの通信プランですが、今回狙う割引サービスは「月々サポート」というものになります。
現状、docomoでの端末購入に際しては、大きく3種類の以下割引サービスがあります。各割引サービスは併用とはならず、受けられるサービスは1回線につきどれか1つ、ということになります。
① docomo with
② 端末購入サポート
③ 月々サポート
各割引についての詳細は割愛しますが、ざっくりとした説明をすると、
① docomo with:対象の端末に対する補助。毎月税込み1,620円の割引がずっと受けられる。親回線の維持費は5GBのベーシックシェアパックで5,162円/月、子回線であれば維持費は302円/月。対象の端末は一部のミドルクラスのものに限られる。
② 端末購入サポート:端末代金からの割引。2年縛りとは別に1年間以内の解約は解除料が発生するため、最低1年は維持したほうが良い。端末一括0円+シェア子回線なら維持費は1,922円/月となる。
③ 月々サポート:月額料金からの割引。機種ごとに割引の金額が設定されており、2年間の期間割引が続く。端末を最初に一括で支払っても割引は残る上、シェア子回線でマイナスになった分の割引が親回線分の割引に充当されるため、2年間維持すれば無駄なく活用できる。
というところでしょうか。どれにしてもお得な割引サービスであることには変わりありません。
今回は通信料金の方を節約していきたいという目的があるため、③の月々サポートを狙っていきます。本体はauにて契約したiPhone8をまだまだ使っていきます。
docomoのお得な利用法の肝!「シェアオプション」
複数台の契約が前提となりますが、私は今回、docomoの料金形態を上手く活用するために家族で分け合う「シェアオプション」というプランを活用しました。
www.nttdocomo.co.jp
これにより、docomoに複数の回線を契約した場合、「シェアグループ」という家族間での共有サービスを利用することが出来ます。
シェアグループの代表者(お父さんとか)を「親回線」とし、その他の回線を「子回線」としてグループ内に追加することが出来ます。これは、一人で複数回線を持つ場合でもOKです。
このシェアグループの内、「子回線」は「シェアオプション」に加入することで、親回線が設定したパケットパックを共有する形になります。
利用料金の一例
実際の月額利用料金の一例を表にまとめると、以下のようになります。実際に私が契約した通りの内容となります。端末代、割引サービスなどは後ほど計算することにします。全部税込みの価格となります。
回線名 | 親回線 | 子回線① | 子回線② | 備考 |
基本プラン | 1,058円(シンプル) | 1,058円(シンプル) | 1,058円(シンプル) | かけ放題はいらないのでシンプル |
ネット接続 | 324円(SPモード) | 324円(SPモード) | 324円(SPモード) | 2カ月目以降は子回線のSPモードは外す |
パケットパック | 7,020円(ベーシックシェアパック~5GB) | 540円(シェアオプション) | 540円(シェアオプション) | 親回線の5GBを子回線にも共有 |
合計金額 | 8,402円 | 1,922円 | 1,922円 | 3回線分の合計:12,246円/月 |
以上のような3回線を契約しました。料金としては、3回線の合計で12,246円/月となりました。
契約の内容としては、「3つの回線で5GBの通信を共有して使える状態」ということになります。
シェアオプションを利用しているため、それぞれの端末にSIMを挿して夫婦で5GBの通信を半分ずつ使っても良いですし、2回線を放置して1人で5GB使ってもOKです。
しかしここだけを見ると、これまで使っていたmineoの格安SIM「6GBで2,365円/月」と比較するまでもなく、超高額になってしまいますね。
上記の料金表には、まだ月々サポート分の割引は適用していません。
それではここから、割引サービスを反映させた料金を確認していきます!
月々サポートが高い案件を狙う!
今回私が契約した端末は「HUAWEI P20 PRO」3台となります。
私が行ったお店では、「MNPで一括42,956円、端末1台当たり3,325円/月の月々サポート」というキャンペーンを行っていました。
今回は下取りは出しておらず、追加のオプションなどもありませんでした。端末代金は分割での購入も選択できますが、私は一活で最初に支払いをしました。
なお、「月々サポート」がつく端末というのは、契約形態や時期よって違います。店頭で店員さんに確認できると確実ですし、店頭のスマホ展示コーナーから確認することも出来ます。
さて、上記の契約によって通信料金について、端末代を除く契約1カ月目の通信料金は以下のようになります。月末近くの契約で、5日分を日割り計算することにします。
回線名 | 親回線 | 子回線① | 子回線② | 備考 |
初期事務手数料 | 3,240円 | 3,240円 | 3,240円 | 当然これは日割りにならない |
基本プラン | 176円(シンプル) | 176円(シンプル) | 176円(シンプル) | 5日分のシンプルプラン日割り |
ネット接続 | 36円(SPモード) | 36円(SPモード) | 36円(SPモード) | 5日分日割り/契約時は子回線SPモード契約必須 |
パケットパック | 1,170円(ベーシックシェアパック~5GB) | 90円(シェアオプション) | 90円(シェアオプション) | 5日分日割り |
合計金額 | 4,622円 | 3,542円 | 3,542円 | 3回線分の合計:11,706円/月 |
そしてそして、2カ月目以降の月額料金は以下のようになります。
回線名 | 親回線 | 子回線① | 子回線② | 備考 |
基本プラン | 1,058円(シンプル) | 1,058円(シンプル) | 1,058円(シンプル) | |
ネット接続 | 324円(SPモード) | 0円 | 0円 | 子回線はデータ通信しないのでSPモードは外す |
パケットパック | 7,020円(ベーシックシェアパック~5GB) | 540円(シェアオプション) | 540円(シェアオプション) | |
月々サポート | -3,325円 | -3,325円 | -3,325円 | |
合計金額 | 5,077円 | -1,727円 | -1,727円 | 3回線分の合計:1,623円/月 |
と、なんとこのように格安SIMよりも安い、1,623円/月で5GB使える回線が得られたということになります!
ここで重要なポイントとしては、
① 月々サポートは子回線でも同等につく
② 子回線でマイナスになった分の料金は親回線分から割引される
という2点ですね。上記のような月々サポートの仕組みを活用することによって、月額の料金をここまで抑えることができるというわけなんですね。
要するに、「月々サポートがたくさんつく端末」を狙っていくことにより、上記のような料金での運用が可能となるわけです!
また今回は、案件の内容に加えて以下の特典を頂きました。
・docomoの家族紹介キャンペーン20,000dポイント(10,000dポイント×2)
・購入した店舗のポイント還元約12,000ポイント(10%還元)
夫婦で3回線を一度に申し込みましたが、ドコモの家族紹介キャンペーンは適用となりました。ポイントの付与は契約の翌々日となるようで、楽しみに待ちたいと思います。dポイントはこれから何かと重要なポイントになっていく予感がしています。
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また、端末の代金は一括で最初に支払ったため、その分の家電量販店からのポイントも獲得しました。ありがたく有効活用したいと思います。
以上のような特典もありながら、今回の契約によって「月額1,623円で、5GB使える回線」が手に入ったということになります!
さてしかし、これでは今まで使ってきたmineoの格安SIM(6GBで2,365円/月)とは料金面でちょっと安くなっているものの、「まだいい勝負」くらいのものですよね。
実際に先日私が契約したのはここまでですが、ここからは今後の予定(作戦)となります。
さらなる回線追加で月額0円運用を狙う!
ドコモの契約に際しては、「1人同時に2回線まで、追加契約は90日後」という契約の縛りがあります。そのため、今回の契約から次回の契約までは、少なくとも90日間の時間を置く必要があります。
契約から90日後、その時の店舗の案件状況が未知数なところはありますが、今回と同じように「月々サポート」が沢山つく案件をキャッチできればいいよね、というところです。
以下は希望的観測ですが、もし今回のように1台あたり3,325円の月々サポートが付く端末が販売されていれば、追加で2台を契約することにより、月額の利用料金を以下のように出来ることになります。
回線名 | 親回線 | 子回線① | 子回線② | 子回線③ | 子回線④ | 備考 |
基本プラン | 1,058円 | 1,058円 | 1,058円 | 1,058円 | 1,058円 | 全部シンプルで計算 |
ネット接続 | 324円(SPモード) | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 子回線のSPモードは外しちゃう |
パケットパック | 7,020円(ベーシックシェアパック・~5GB) | 540円(シェアオプション) | 540円(シェアオプション) | 540円(シェアオプション) | 540円(シェアオプション) | |
月々サポート | -3,325円 | -3,325円 | -3,325円 | -3,325円 | -3,325円 | 同じ条件の案件があると想定 |
合計金額 | 5,077円 | -1,727円 | -1,727円 | -1,727円 | -1,727円 | 5回線分の合計:0円/月(-1,831円) |
と、このようにシェアパックに回線を追加することで「月額0円の回線」を作ることが出来ます!上記のような例では、1回線追加するだけで月額0円運用が見込めます。
ここから更に回線を追加して、増えた月々サポート分でベーシックシェアパックを夫婦で10GB使っても良いですし、かけ放題のサービスを利用する、という手もありますね。月々サポートの分だけ、可能性が広がります!
月々サポートの割引は24か月続きますので、以上の回線は90日分の時間差を考慮して20か月分は0円になるということになります。
そのため月々サポートの期間が満了したら、そのままだと月額の利用料金が割引が無くなった分、高くなってしまいます。
その際は別の回線をdocomoに加えたり、月々サポートが付く機種変更を考えたり、ドコモを安く使おうと思ったら、テコ入れが必要になります。
どうしようもなければ格安SIMに戻すなり、別のキャリアに行くなり、時期が近くなったら今一度考えたいと思います。
料金サービスは各社ともにコロコロ変わりますので、その時になってみないと分かりません。
端末価値について
私が伺ったdocomoでの端末代金は、1台当たり42,956円で購入しました。
docomoでは一括購入した端末だったとしても、購入したばかりのタイミングではネットワーク制限が〇ではなく△となります。一括購入の場合は、2カ月ほど経過すると△→〇となるようですが、ドコモの公式からはこの辺りのルールは確認することが出来ず、不明な点は多いです。
近所の買取ショップを見回ってみると、2018年8月現在ネットワーク利用△の本端末の買取価格は55,500円というところが最高値でした。こちらの金額は参考までに、端末の売却を推奨しているわけではありません。
まとめ:上手く契約して格安SIMよりも格安に!
今回のスマホの契約によって、格安SIMで運用していたメイン回線をドコモに切り替えることによって、格安SIMよりも更に安いメイン回線を作ることが出来ました!
さらに回線を今後追加することによって、月額0円での運用も可能となる見込みがあり、今後どのような案件が出てきてくれるか楽しみです!
もしMNPに際して転出元の回線が無い場合、「b-mobile 音声通話 sim」という格安simを利用することにより、税込み8,586円をコストに、MNP転出元回線を用意することが可能です。
こちらは、最低利用期間と解約金がかからない格安simです。
・b-mobile S スマホ電話SIM 申し込みパッケージ・・・3,240円
・1カ月分の月額利用料・・・2,106円
・MNP転出手数料・・・3,240円
合計で8,586円ですね。これで転出元回線GET可能です。今回の契約に際しても、こちらのsimを利用し、MNPによって契約しました。MNPの際には重宝しています。
以上、ご参考いただけると幸いです。