【旅行記】nimocaポイント交換機を求めて函館へ!札幌から楽しい日帰り函館観光!
札幌在住の我々夫婦ですが、日帰りで函館に旅行に行ってきました!本記事は日帰りの函館旅行記となります。
函館に行くのは夫婦ともに13年振りとなりました(夫は家族旅行、妻は修学旅行)。札幌と函館、同じ北海道といえども、基本インドア派なので中々行く機会に恵まれませんでした。
今回は、「nimocaポイントをANAマイルに交換する」という名目の下で函館に行くきっかけが出来、夫婦で再訪することが出来ました!
数時間の滞在でしたが、市電を使って大いに楽しむことが出来ましたよ!
- 函館に行く目的
- 札幌→函館の交通手段について。特急でも約4時間かかる!
- 函館のnimoca交換機はココを押さえればOK!北都交通函館駅前案内所!
- 函館観光をしよう!
- まとめ:札幌から函館にnimoca旅行に行くのはアリかナシか
函館に行く目的
まず、今回函館に行くことになったきっかけについてですが、なんと言っても「ANA VISA nimoca」カードのサービス利用による、ANAマイル獲得のためです。
普段であれば「LINEルート」と呼ばれるポイント交換作業を行うところではありますが、
諸事情があって、ANAマイルが急ぎで欲しい!という状況になったんですよね。
そんな時の手段の一つとして使うことが出来るのが、通称「nimocaルート」と呼ばれる、上記の「LINEルート」に代わるポイント交換の手法となります。
「nimocaルート」はポイントサイトからのポイントを最短4日・70%レートでANAマイルに交換出来る反面、「九州か函館にポイント交換機を使用しないとポイント交換が出来ない」という強烈なデメリットがあります。
であれば、九州か函館に行くしかない!ということで、行ってきた次第です。
札幌→函館の交通手段について。特急でも約4時間かかる!
札幌から函館へのアクセスは
・飛行機
・バス
・特急
・自家用車
などの種類がありますが、今回の日帰り旅行では「行き特急、帰り飛行機」という形にしました。
移動手段を確保したのが直前ということもあり、有償での発券は諦め、帰りの便はJALマイルで確保。行きの特急はノリで決めました。片道1人約¥8,800と結構しますが、のんびり旅もいいかなと思いまして。
ちなみにバスで札幌から函館まで移動しようとすると、片道1人¥5,000弱と価格面では魅力的ですが、時間は約5時間半のバス移動ということで、バス酔いぎみの私にはちょっと過酷かなと判断しました。
「特急スーパー北斗」は札幌~函館間を結ぶJR北海道の特急です。北海道新幹線は現在函館まで通っているものの、札幌までは延伸されていない状況(札幌延伸は早くても2030年だそうな)なので、函館からJRで札幌を目指すならば、必ずこの「スーパー北斗」を利用することになります。
札幌→函館間は都市間の距離だけで言うと距離にして150kmほど離れているのですが、スーパー北斗で2都市間を連絡しようとすると、このようなルートを取ることになります。
上記の画像の通り、ちょっと迂回するんですよね。札幌をスタートしてから一度苫小牧港まで行き、その後は海沿いをずーっと函館まで走る、というルートになります。これによる総移動距離としては300km以上にもなります。
東京から300km離れた距離で言えば、仙台、金沢、佐渡島あたりとなりますので、移動距離としてはなかなかのものですね。
旅行の日に実際に乗ったスーパー北斗は札幌駅から朝8時台発、昼12時台に函館に到着する路線です。
この日は乗り換え客の待ち時間などもあり、到着まで4時間程度かかりました。移動時間としては長いですが、この日は天気も良く、のどかな北海道らしい風景を車窓から眺めながら気持ちの良い移動が出来ました。
牧場、海、山、沼…雄大な景色を車窓から楽しむことが出来ました。
函館のnimoca交換機はココを押さえればOK!北都交通函館駅前案内所!
まずは函館に来た目的である、「nimocaのポイント交換」を行いましょう。
函館には、以下の場所にnimocaのポイント交換機が設置されています。
函館地区
★函館市企業局アクロス十字街(1F)
★函館市役所(1F)
★丸井今井函館店(5F)
★谷地頭老人福祉センター(1F)
★総合福祉センター(1F)
★ポールスターショッピングセンター
★中央図書館(1F)
★函館市電駒場乗車券発売所
★スーパーアークス戸倉店
★函館駅前バス案内所
★函館市役所亀田支所(1F)
★コープさっぽろ湯川店(1F)
★函館バス函館営業所
★函館バス日吉営業所
★函館バス昭和営業所
★桔梗福祉交流センター
★恵山支所
★南茅部支所
その中でも、函館駅から一番近い、「北都交通函館駅前案内所」ここだけ押さえておけばOKかと思いました!函館駅からは迷わずに行くことが出来ます!
① 函館駅に到着。
② 改札を抜け、そのまままっすぐ歩きます
③ もうありました。
本当に、「函館駅の改札を降りたらまっすぐ歩く」これだけで到着します。函館駅の改札からは、距離にして100mほどです。
函館駅は函館観光をする上で拠点となる駅ですし、函館空港へのバスはこのポイント交換機がある案内所隣のバスターミナルから出発します。
ポイント交換はnimocaカードさえあれば、非常にスムーズに終わります。
交換作業から2日後、ANAマイルにしっかり加算されていることも確認しました!
函館観光をしよう!
さて、目的も達成したところで、帰りのフライトまでおよそ4時間。この函館旅行に関しては完全ノープランで来ましたが、そんな中でも目一杯観光を楽しむことが出来ました。以下、簡単に旅行の様子をご紹介いたします。
① 海鮮を食べる
函館にはお昼過ぎの到着だったため、まずは昼食です。せっかくの旅行なので、海鮮丼が食べたいなぁということで、函館駅から歩いてすぐの「函館朝市」にある「どんぶり横丁市場」で昼食を頂きました。
沢山お店がありますが、Googleの検索にヒットした、こちらの「茶夢」さんでいただきました。店内には観光客は勿論、地元の方らしき人もいらっしゃる様子でした。
1杯1,600円と高級ランチになってしまいましたが、豊富な付け合わせとお味噌汁のサービスが嬉しかったです。上手く表現できませんが、そりゃあもう美味しかったです!
② 市電で移動
函館市内の観光地を巡るならば、市電でのアクセスが便利です。札幌にも市電は走っているのですが、実は今まで一回も市電には乗ったことが無く、今回の函館旅行では2人とも市電デビューとなりました。
市電はおよそ10分間隔で運行しているため、何も考えずに駅へ行って大丈夫です。
函館観光に市電を利用する場合、1日で3回以上乗り降りをする場合、1日乗車券である「イカすチケット」を600円で購入して利用するのがお得です。観光施設の割引サービスなども付いてきます。
函館市電が乗り放題「市電1日乗車券」 | 函館市公式観光情報サイトはこぶら
また、市電の利用時にはSuicaを筆頭に交通系ICカードも利用できるので便利です。車内ではICAS nimocaが盛んにPRされていました。
③ 函館八幡宮
まずは函館市電2系統の終点「谷地頭」から徒歩8分、「函館八幡宮」に行ってきました。元々行く予定は無かったのですが、市電の車内に貼ってあった観光マップが目に留まり、行ってみることにしました。
まずは最寄り駅の「谷地頭駅」まで。こちらは北海道最南端の停留所だそうです。
駅から境内までは1本道で続いており、参道を歩いていくと、壮大な函館山に圧倒されます。山のパワーを感じます。
社殿に続く参道の石段は全部で134段。函館八幡宮にて隔年で行われている夏の祭祀では、男たちが神輿を担ぎながら、この134段を駆け上がるのだとか。
階段を少し上って振り返ると、向こう側にに瀬戸内海が見えます。この景色の見晴らしが良く、なんとなくお気に入りでした。
社殿はおよそ100年以上前に改築されたもので、本殿・幣殿・拝殿が結合されているような特徴的な造りです。
私たちがこちらに伺ったタイミングでは、ちょうど社内で結婚式が行われていたようです。お邪魔してしまいました。
④ 金森赤レンガ倉庫
市電に乗って「十字街」駅で降車、函館湾に向かって歩き、「金森赤レンガ倉庫」を散策しました。
こちらは言わずと知れた函館の観光名所で、一番賑わっていました。
中でも「函館オルゴール堂」は、店内の雰囲気が心地良く、30分くらい物色してしまいました。単にオルゴールが展示されているだけでなく、アンティークの貴重な品々が展示されているのも面白かったですね。
海沿いの有名ローカルハンバーガーショップのラッキーピエロ。実はまだ行ったことが無いのですが、午後3時くらいにも関わらずめちゃ混みでした。おそるべしラッキーピエロ。そしてオシャレな造りのスタバ。
⑤ 有名なビュースポット!八幡坂
続いて、赤レンガ倉庫から歩いて「八幡坂」に行ってきました。こういった「坂道」というのも、函館観光をする上では外せない観光スポットですね。
今回行った「八幡坂」では、坂の上から坂道に沿って見下ろすと、青函連絡船摩周丸(現在は展示館として係留)が彼方に見え、街並みと函館湾が良い感じの景観となっております。
写真だと伝わりづらいかもしれませんが、この坂、思っていた以上に急でした。歩いて上るのがちょっとしんどかったですし、それ以上に沢山の車がこの傾斜をグングン上っていくというのがびっくりでした。
⑥ 旧函館区公会堂!ハイカラ!
函館に来たら見ておきたいのが歴史的、文化的建造物ですが、今回は八幡坂から歩いてすぐの「旧函館区公会堂」に行ってきました。こちらは明治43年に竣工した西洋館で、現在はコンサートホールとして親しまれています。
正面に見える本館は2階建てで左右対称形となっており、建物の随所に西洋(ルネッサンス式)っぽい特徴的な様式や装飾が見てとれます。こうした建築意匠や建築技法が評価され、昭和49年には国の重要文化財にも指定されたとのことです。
大人一人300円、子供一人150円で、建物内を見学することが出来ます。
私たちが伺った日は、何やらコスプレをした方々が沢山集まって写真撮影が行われており、イベントのようなものが催されていた様子でした。確かに、写真を撮る上ではかなり「絵になる」場所ですものね。こういう使われ方もするのか、とガッテンしました。
こちらの建物、ガイドブックにはとりわけ「ハイカラ衣装館」として紹介されていることが多いように思います。
1着1,000円で衣装がレンタル出来る上、絵になる空間での記念写真というのは、確かに中々魅力的ではないでしょうか!
⑦ 函館空港はショップやレストランが充実!
帰りは函館空港から札幌の丘珠空港まで飛んで帰ります。函館空港へのアクセスは、函館駅前からのバスで20分ほどと、かなり便利です。
港内はレストランやショップがかなり充実しており、ラーメン屋さんで腹ごしらえをしたほか、函館土産も空港内のショップで調達しました。
また、函館空港カードラウンジの「A Spring」も少しの時間ですが利用してきました。三連休の中日ということもあってか、かなり混雑しておりました。
⑧ HACに搭乗!お手紙貰っちゃいました!
帰りの便は函館空港→札幌丘珠空港の、JALのHAC(Hokkaido Air System Co., Ltd.)運航便です。片道1人6,000JALマイルを使って搭乗しました(アビオスがほしい)。
JAL便では初めての沖止め。飛行機を間近で見られて、良いですよね。
HACが3機保有しているという340BWTという機体。プロペラが付いた飛行機は初体験です。
写真は上手く撮れませんでしたが、函館空港から丘珠空港までのフライトでは函館の夜景や札幌の中心部近くの夜景を見ることが出来て、いい感じでしたよ!
また、機内サービスでCAさんがポストカードを配っていた際、他の乗客が無視していく中、ウッキウキで受け取ったところ、「ご旅行ですか?」と声を掛けられ、軽く会話をすることが出来ました。
そんなこともあってか、丘珠空港に着陸後降機する際に、CAさんからこんなカワイイお手紙も頂きました。
もう嬉しくて、良くわかんないです!お心遣い、痛み入ります!是非また、利用させていただきます!
まとめ:札幌から函館にnimoca旅行に行くのはアリかナシか
結論として、「nimocaにポイント交換するためだけ」に札幌から函館まで赴くのはオススメ出来ません。同じ北海道とは言え、やはり距離は離れています。ちょっとそこまで、というような気軽な距離ではありません。
ただし「函館に観光を兼ねる」というのであれば、結構オススメです!今回のような日帰り観光でも十分に楽しめますし、1泊すれば夜の夜景、温泉という楽しみに加え、賑わっている朝市を楽しむことが出来そうです!
nimocaのポイント交換機に関しても、函館駅からすぐ近くで分かり易い位置にある「北都交通函館駅前案内所」さえ覚えていれば十分だと感じました。
ご参考いただけますと幸いです!