札幌発着でのJGC修行を考える【回数修行編】
JGC修行について、札幌を拠点とした場合にどのルートが良いか、検討したいと思います。
本記事では、JGC修行でのみ実行可能な「回数修行」の場合を考えてみます。
なお、本記事での修行目標はJGC取得ラインである【JMBサファイア】とします。
ご参考いただけますと幸いです。
JMBサファイア登場回数での到達には年50回搭乗!
まず、JMBサファイア取得の条件は下記のとおりです。
暦年50,000FOP(うちJALグループ便25,000FLY ONポイント)以上獲得、もしくは暦年50回(うちJALグループ便25回のワンワールド加盟航空会社)JAL便搭乗かつ15,000FLY ONポイント以上が必要です。
今回は後者の50回搭乗の場合を検討します。前者のFOPでの達成ルートについては、別の記事にてご紹介する予定です。搭乗回数を増やして上級会員取得を狙えるのはJGC修行の特権ですね!
札幌発着での単距離低価格路線とは
札幌発着でのJGC修行において、回数修行の場合に活用できるであろう、低価格路線を紹介します。以下の2路線です。
①新千歳⇔女満別
搭乗スケジュール
行きJAL2713便 新千歳→女満別 07:30→08:15
帰りJAL2712便 女満別→新千歳 08:50→09:40
行きJAL2715便 新千歳→女満別 13:20→14:05
帰りJAL2714便 女満別→新千歳 14:35→15:25
行きJAL2719便 新千歳→女満別 16:05→16:50
帰りJAL2718便 女満別→新千歳 17:20→18:10
と、全部乗って1日6レグでそのまま自宅に帰って来ることができそうです。
価格はどうか
JAL先得カレンダーで、上記路線の価格を確認してみましょう。
と、ウルトラ先得であれば時間帯を問わず¥5,800/1フライトです。時間帯や日程によって値段が高くなることはありますが、復路もおおむね同じ価格です。
よって50回この路線を利用した場合、
¥5,800×50回=¥290,000がかかる計算になります。
また、回数修行における隠された条件である「かつ15,000FLY ONポイント以上」について、こちらの条件を満たすことが出来るかを確認しましょう。
下記サイトから、こちらの路線においての1フライト当たりの獲得マイル・獲得FOPを確認することが出来ます。
JALマイレージバンク - JALグループ便ご利用路線のFLY ONポイントを簡単計算!
新千歳⇔女満別では、1フライト当たり222FOP取得ですので、50回搭乗すると
222FOP×50回=11,100FOPを獲得、JALカードの搭乗ボーナスが5,000FOPと合わせて16,100FOP。無事解脱です!
本路線のメリット・デメリット
【メリット】
・新千歳空港が楽しい
新千歳空港内に色々と見どころあります。空港って行くだけで楽しくなっちゃいますよね。カードラウンジの「スーパーラウンジ」も非常に快適です。
・女満別も楽しそう
まだ行ったことはありませんが、周辺に観光スポットがありそうです。
・価格が安定して安い
先得では時間帯に関わらず上記の価格で予約可能です。
【デメリット】
・新千歳空港がちょっと遠い
札幌駅から40分ほど、片道¥1,000くらいかかってしまいます。
②丘珠⇔函館、丘珠⇔釧路
搭乗スケジュール
①丘珠⇔函館
行きJAL2741便 丘珠→函館 07:45→08:30
行きJAL2743便 丘珠→函館 08:45→09:30
行きJAL2745便 丘珠→函館 10:05→10:50
行きJAL2749便 丘珠→函館 14:00→14:45
行きJAL2755便 丘珠→函館 17:15→18:00
帰りJAL2740便 函館→丘珠 08:55→09:35
帰りJAL2742便 函館→丘珠 10:00→10:40
帰りJAL2746便 函館→丘珠 13:20→14:00
帰りJAL2748便 函館→丘珠 15:15→15:55
帰りJAL2754便 函館→丘珠 18:30→19:10
②丘珠⇔釧路
行きJAL2863便 丘珠→釧路 11:20→12:05
行きJAL2865便 丘珠→釧路 14:45→15:30
行きJAL2869便 丘珠→釧路 17:05→17:50
返りJAL2862便 釧路→丘珠 12:35→13:25
返りJAL2864便 釧路→丘珠 16:00→16:50
返りJAL2868便 釧路→丘珠 18:20→19:10
それぞれの単純往復だと、一日で全部は乗れません。それぞれを組み合わせて、うまくいっても一日8レグでしょうか。こちらも日帰りで家に帰り、自分のベッドで寝ることができます。
価格はどうか
先ほどと同様、路線の価格を、先得カレンダーで見てみましょう。結果としては、函館も釧路も同じような料金設定となっていることが分かります。
ウルトラ先得の場合、土日であれば¥6,300/1フライトで予約可能です。復路も同じような感じですね。
よって50回この路線を利用した場合、
¥6,300×50回=¥315,000かかる計算になります。
しかし、丘珠⇔函館路線は1フライトあたり136FOPしか獲得することが出来ないため、50回搭乗しても6,800FOPにしかなりません。
JALカード5,000FOPボーナスを合計しても11,800FOP。条件の15,000FOPに届きません。
つまり丘珠⇔函館を使うだけでは、50回搭乗してもJBMサファイアの取得は出来ない、ということになります。
本ルートのメリット・デメリット
【メリット】
・丘珠空港が近い
知る人ぞ知る丘珠空港。札幌駅から地下鉄・バスでアクセスできます。
・函館、釧路が楽しい
言わずもがな函館は素晴らしい観光地ですよね。釧路も是非行ってみたいです。
【デメリット】
・便数は多いが、予約が取りづらい
①と比較し、人気路線のため予約が取りづらい傾向にあります。時間によっては高額になってしまいそうです。
・ラウンジがあまり無い
函館空港にのみ、カードラウンジがあります。
札幌丘珠空港を拠点とすれば、一日10レグ消化できる
少しだけ金額は割高になってしまいますが、函館⇔奥尻便を混ぜることによって1日10レグの消化が可能となります。料金面での効率は下がりますが、時間効率が向上します。体力が要りそうなプランですね。
①JL2741便 丘珠→函館 7:45→8:30
②JL2740便 函館→丘珠 9:00→9:40
③JL2745便 丘珠→函館 10:10→10:55
④JL2891便 函館→奥尻 11:30→12:00
⑤JL2890便 奥尻→函館 12:30→13:00
⑥JL2746便 函館→丘珠 13:30→14:10
⑦JL2865便 丘珠→釧路 14:45→15:30
⑧JL2864便 釧路→丘珠 16:00→16:50
⑨JL2755便 丘珠→函館 17:20→18:05
⑩JL2754便 函館→丘珠 18:35→19:15
まとめ
費用面からのオススメは①の新千歳⇔女満別路線
実際に自分で実行しているわけではないので説得力は無いかもしれませんが、
札幌発着で回数修行をする場合、新千歳⇔女満別路線が適当ではないかと考えています。
価格が安定して安く、また修行中も空港内外の施設で充実した時間を過ごすことができそうです。獲得マイルも若干高いです!
札幌在住JGC修行僧の方へ、検討材料の一つにでもしていただけますと幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
12/11 追記
FOPでの達成を目指す場合のルートも考えています。よろしければ、ご参照下さい。
こちらはSINタッチ編です。